携帯扇風機が爆発する原因とは？
携帯扇風機はハンディ扇風機とも呼ばれる、持ち運び可能な小型の扇風機です。自分で好きなところに風を当てられるため、手軽に涼しさを感じられるガジェットとして流行しています。
ただし携帯扇風機は、SNSやテレビ等のメディアで発火や爆発のおそれが報告されています。爆発するリスクが上昇する原因を解説します。
直射日光が当たる場所に放置する
多くの携帯扇風機は、リチウムイオンバッテリーを搭載。しかし、リチウムイオンバッテリーは高温に弱いというデメリットがあります。
携帯扇風機を直射日光が当たる場所に放置すると、バッテリーの温度が上昇して、発火・爆発する可能性があります。
落下して衝撃を与えてしまう
多くの携帯扇風機に搭載されているリチウムイオンバッテリーは、衝撃に弱いという特徴もあります。落下させて衝撃を与えると、バッテリーが変形して、発火・爆発するリスクが生じます。
もしも、携帯扇風機を落としてしまった場合は、バッテリーを見てチェックすることが大切です。バッテリーの膨らみや焦げ臭い匂い等の異常が見られる際は、直ちに使用を中止しましょう。
水没させたり水に濡らしてしまう
リチウムイオンバッテリーには、水に弱いという欠点が存在します。携帯扇風機を水没させたり水に濡らしてしまうと、バッテリーがショートして発火・爆発する可能性があります。
携帯扇風機を水に濡らした場合は、直ちに使用を中止して、完全に乾くのを待ちます。再び利用する際は、バッテリーの膨らみや焦げ臭い匂い等の異常がないことを確認しましょう。
安全に携帯扇風機を使用する方法
携帯扇風機の使用においては、間違った使い方をすると、発火・爆発のリスクがあります。しかし、携帯扇風機は手軽に涼しい風を浴びられる便利なガジェットであり、使用したい方も多いはずです。
そこで、安全に携帯扇風機を使用する方法を解説します。
炎天下の暑い場所で使用しない
リチウムイオンバッテリーを搭載した家電製品が、直射日光が当たると発火や爆発のリスクがあります。炎天下の暑い場所で、携帯扇風機を使用することは避けましょう。
そもそも、炎天下での使用は熱風を体に送るため、汗を蒸発させて余計に暑さを感じてしまいます。熱中症のリスクを避けるためにも、携帯扇風機は室内や日陰で使用しましょう。
異変を感じたら使用を中止する
リチウムイオンバッテリーが発火・爆発する前は、バッテリーの膨らみや焦げ臭い匂いなど何らかの兆候を示す可能性が高いです。
携帯扇風機を使用する際、いつもと違う匂いや感覚を感じたら、すぐに使用を中止しましょう。特にお子様が携帯扇風機を使用している場合は注意が必要です。
信頼性が高いメーカーの製品を選ぶ
最近は携帯扇風機が流行しており、数多くのメーカーが携帯扇風機を製造しています。安価な製品の中には、安全性を軽視した製品が見受けられることもあります。
携帯扇風機を購入する際は、信頼性が高いメーカーの製品を選びましょう。パナソニック・アイリスオーヤマ等のメーカーは、サポートやアフターサービスが充実しており高い評価を得ています。
乾電池式の携帯扇風機を使用する
携帯扇風機が発火・爆発する原因は、多くがリチウムイオンバッテリーに起因しています。リチウムイオンバッテリーは、高温・衝撃・水没に弱いため注意が必要です。
携帯扇風機の中には、リチウムイオンバッテリーを内蔵しない乾電池式の製品が販売されています。乾電池式の携帯扇風機を使用することで、発火・爆発のリスクを抑えられます。
パナソニック・アイリスオーヤマの携帯扇風機がおすすめ
