おすすめのメカニカルキーボード5選
メカニカルキーボードの中から、特におすすめする5選の商品について紹介します。
SteelSeries「Apex Pro TKL」
インターフェイス | USB |
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キーレイアウト | 日本語88キー(テンキーレス) 日本語108キー(フルサイズ) |
ロールオーバー | フルキーロールオーバー |
アンチゴースト機能 | あり |
キー刻印 | アルファベットのみ |
軸の種類 | OmniPointスイッチ |
サイズ | 139.2×355.4×40.3mm(テンキーレス) 139.2×436.7×40.3mm(フルサイズ) |
重量 | 770g(テンキーレス) 973g(フルサイズ) |
「Apex Pro TKL JP」は、デンマークに本拠を構えるゲーミングデバイス専門ブランド「SteelSeries」が販売するメカニカルキーボードです。
キースイッチに独自開発した「OmniPointスイッチ」を採用しており、アクチュエーションポイントと呼ばれるキーの反応する深さを、0.4~3.6mmの間で自由に設定可能。「OmniPointスイッチ」のタイピング感は、クリック感があり打鍵音を抑えた茶軸に似ており軽快に入力できます。
キーの入力速度は一般的なキーボードが約5.0ms(1ms=0.001秒)であるのに対して、「Apex Pro TKL JP」は僅か0.7ms。約8倍の応答速度を誇り、最強のキーボードという評判を得ています。
専用の設定ソフト「SteelSeries Enjine」を使えば、キーの割り当てやマクロを自由に設定可能。高速なタイピングには最速の応答速度で応え、マクロ設定で業務も効率化できる仕事に最適なメカニカルキーボードです。
Logicool「G913」
インターフェイス | USB、Bluetooth |
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キーレイアウト | 日本語88キー+専用Gキー5個(テンキーレス) |
ロールオーバー | なし |
アンチゴースト機能 | なし |
キー刻印 | アルファベットのみ |
軸の種類 | タクタイル、クリッキー、リニア |
サイズ | 150×368×22mm |
重量 | 810g |
Logicoolの「G913」は、メカニカルキーボードでは珍しくBluetoothを搭載しワイヤレスで操作可能。煩わしい配線を失くせるメリットを持ちます。
Logicoolは独自の薄型キースイッチを採用しており、3種類の中から自由に選択可能。打鍵感がある青軸に似た「クリッキー」、クリック音を抑えた赤軸に似た「リニア」、両方の利点を兼ね備えた茶軸に似た「タクタイル」が用意されています。
キーレイアウトは通常の日本語キーボードに加えて、左側に5つの専用Gキーを配置。ソフトウェア「G HUB」から専用Gキーにマクロを設定できます。ソフトウェアの各種操作を簡単に割り当てられるため、仕事の効率化に役立つはずです。
FILCO「Majestouch BLACK」
インターフェイス | USB、PS/2 |
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キーレイアウト | 日本語108キー(フルサイズ) |
ロールオーバー | Nキーロールオーバー |
アンチゴースト機能 | なし |
キー刻印 | 前面印刷(アルファベットのみ) |
軸の種類 | 茶軸、青軸、赤軸、黒軸 |
サイズ | 138×440×36mm |
重量 | 1200g |
FILCOの「Majestouch BLACK」は、全てのキー刻印を前面に印字したメカニカルキーボード。使用者の立場からはキー刻印が見えないため、無刻印キーボードとして使用できます。
無刻印キーボードのメリットは、何と言ってもタイピング速度の向上。キー刻印がないことで無意識に下を見る習慣を無くし、ホームポジションを正確に守ったタッチタイピングの習得に繋がります。
既にタッチタイピングを習得し、さらなる高速タイピングを求める上級者向けのメカニカルキーボードです。
Razer「BlackWidow V3」
インターフェイス | USB |
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キーレイアウト | 日本語配列(テンキーレス) 英語配列(テンキーレス) |
ロールオーバー | Nキーロールオーバー |
アンチゴースト機能 | あり |
キー刻印 | アルファベットのみ |
軸の種類 | 緑軸、黄軸 |
サイズ | 155×362×41mm |
重量 | 849g |
Razerの「BlackWidow V3」は、テンキーレスのコンパクトなメカニカルキーボード。省スペース性が高く、狭い机にも配置しやすいデザインです。
キースイッチはRazerが独自開発した、「緑軸」と「黄軸」を用意。「緑軸」はカチカチとクリック感がある青軸に似た感触、「黄軸」は静音性が高く反応速度が速い銀軸に似た感触を持っています。
Razerのキーボード設定ソフトウェア「Razer Synapse」を使用することで、キーの割り当てやマクロ機能を自由に設定可能。ゲームと仕事の両方に活躍するメカニカルキーボードです。
HP「GK320」
インターフェイス | USB |
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キーレイアウト | 日本語108キー(フルサイズ) |
ロールオーバー | なし |
アンチゴースト機能 | あり |
キー刻印 | アルファベット、日本語 |
軸の種類 | 青軸 |
サイズ | 131.1×438.7×37.8mm |
重量 | 870g |
HPの「GK320」は、LEDライティングを搭載したシンプルなメカニカルキーボード。アンチゴースト機能を備えており、高速タイピングによる誤入力を防ぎます。
キースイッチには青軸を採用しており、カチカチと心地よい打鍵音が魅力的。タイピングしている感が強いため、仕事の気分も上げられます。
キーストローク寿命は最大5,000万回と、高い耐久性を実現。リーズナブルな値段には似合わない高い性能が魅力的な製品です。
メカニカルキーボードのメリット
- アンチゴースト機能で誤入力を防ぐ
- マクロ機能で業務を効率化できる
- 好みの打鍵感を選べる
- 見た目にこだわった製品が多い
- キーボードの掃除がしやすい
メカニカルキーボードは、簡易的な構造のメンブレン式キーボードや、ノートパソコンで多く採用されるパンタグラフ式キーボードにはないメリットが多くあります。そこでまずは、メカニカルキーボードのメリットについて詳しく見ていきましょう。
アンチゴースト機能で誤入力を防ぐ
タイピング速度が速くなると、複数のキーが同時押しされる機会が多く発生します。同時押しするキーによっては、押していないキーが押されたと判断されてしまう「ゴースト」と呼ばれる現象が起こります。
メカニカルキーボード製品の多くは「アンチゴースト機能」を搭載しており、複数のキーが押されても正しく認識することで、誤入力を防止できます。
マクロ機能で業務を効率化できる
キーボードにおけるマクロ機能とは、繰り返し操作など一連のキー入力を、一つのキーに割り当てる機能を指します。業務上で頻繁に行う操作をマクロ機能に割り当てることで、操作が速くなり仕事の効率化に繋がります。
マクロ機能はソフトウェアによって設定することが可能です。メカニカルキーボードには、カスタマイズ用のソフトウェアを付属している製品があり、キーボードに特化したマクロ機能を活用できます。
好みの打鍵感を選べる
メカニカルキーボードは、打鍵感を大きく左右する軸を自由に選択可能。しっかりした打鍵感が感じられる「青軸」、キータッチが軽く静音性が高い「赤軸」など、軸には様々な種類があります。
自分にタイピングスタイルに合った軸を選択することで、タイピング速度の向上や打ち間違いの減少が期待できます。
見た目にこだわった製品が多い
メカニカルキーボードは主にゲーム用途に使用されることが多く、見た目にこだわった製品が多く販売されています。例えば、アルミ製フレームの採用、刻印面のライトアップ、個性的なキー配色などです。
様々なデザインから選択できるため、自分好みのキーボードを見つけやすいメリットがあります。
キーボードの掃除がしやすい
メカニカルキーボードは、構造上キーの位置が高くなるため隙間が大きく、エアダスターで簡単にほこりを吹き飛ばせます。
また、一つひとつのキーが独立しているため取り外しも簡単で、キーの汚れを丁寧にふき取ることも可能です。
メカニカルキーボードのデメリット
- 格安キーボードより価格が高い
- キーボードのタイプ音がうるさい
- 派手に光る製品は仕事場に向かない
- キーボードを置くスペースが必要となる
- ノートパソコンの携帯性が低くなる
メカニカルキーボードをノートパソコンに接続した場合、ノートパソコン本体のキーボードと比較してデメリットが存在します。そこで次は、メカニカルキーボードのデメリットについて詳しく見ていきましょう。
格安キーボードより価格が高い
メカニカルキーボードとは、一つひとつのキースイッチが独立した構造を持つキーボードです。スイッチやバネが各キーそれぞれに使用されているため、簡易的な構造のメンブレン式キーボードと比較して価格が高くなります。
具体的には、簡易的な構造のメンブレン式キーボードが1,000円前後から購入できるのに対して、メカニカルキーボードの場合は5,000円前後からの価格となります。
キーボードのタイプ音がうるさい
メカニカルキーボードはキースイッチが独立しているため、タイピング音が大きめです。特に「青軸」は、キーボードを入力しているときにカタカタと音が鳴る特徴があります。
メカニカルキーボードは軸の種類を自由に選択できます。タイピング音が気になる方や、複数人で仕事をする場合は、タイピング音が小さい「赤軸」を選択することをおすすめします。
派手に光る製品は仕事場に向かない
メカニカルキーボード製品の多くは、キーを光で照らすイルミネーション機能を搭載しています。光り方やバックライトカラーを選択できるため、自分好みのバックライトに設定可能です。
ただし、派手に光る製品は仕事場には向かない可能性があります。仕事場での使用を想定している場合は、バックライトを消せる製品を選ぶことをおすすめします。
キーボードを置くスペースが必要となる
メカニカルキーボードをノートパソコンに接続する場合は、新たにキーボードを置くスペースが必要となります。また、キーボードの前に手首を置くスペースも確保しなければなりません。
ノートパソコンを置くスペースに加えて、キーボード用のスペースを確保するためには、大きな机が必要となります。
ノートパソコンの携帯性が低くなる
キーボードはマウスと比較してサイズが大きいため、外へと持ち出す場合は多少不便になります。特に、テンキーが付属した大きなキーボードはPCケースに入らないこともあるでしょう。
また、メカニカルキーボードは一つひとつのスイッチが独立しているため、厚みがあります。キーボードの持ち運びを考えている場合は、コンパクトなタイプのキーボードを選びましょう。
メカニカルキーボードはこのような方におすすめ!
- 打ち間違いを減らして高速タイピングを実現したい
- 業務を効率化するためにマクロ機能を使いたい
- 打鍵音が鳴るキーボードで仕事のやる気を上げたい