モニターと「ファイヤースティック」が優秀な理由
モニターとAmazon「Fire TV Stick 4K」の相性は抜群で、テレビよりも優秀な面があります。その理由は以下の通りです。
- 小さい画面で高解像度の映像を見られる
- テレビよりもモニターの方が安い
- パソコンとテレビ代わりの両方で使える
- NHKの受信料を払う必要がない
- ゲームに最適なゲーミングモニターの選択肢がある
それぞれの理由について詳しく解説します。
小さい画面で高解像度の映像を見られる
ほとんどの4Kテレビは、画面サイズが43インチ以上の製品となっています。ただし、設置スペースやインテリア等の兼ね合いで小さな画面サイズのテレビを好む方もいらっしゃるでしょう。
モニターであれば解像度が4Kでも、24インチ程度から豊富な製品が見つかります。小さい画面で高解像度の映像を見たい方にとっては、テレビよりもモニターが便利です。
テレビよりもモニターの方が安い
一般的に同じ性能だと、テレビよりもモニターの方が価格が安くなります。これは、テレビにチューナーやスピーカーなど、モニターにない機能が搭載されているためです。
しかし、地上波を見ない方にテレビチューナー機能は必要ありません。スピーカーも普段ヘッドホン・イヤホンを使う方や、スピーカーを別途購入する方は要らないでしょう。
テレビチューナー機能とスピーカーが必要ない方には、テレビよりも価格が安いモニターの方が最適です。
パソコンとテレビ代わりの両方で使える
モニターにはHDMI端子が複数搭載された製品があります。HDMI端子にそれぞれパソコンと「Fire TV Stick 4K」を取り付けることで、パソコンの画面と動画配信サービスを簡単に切り替えられます。
普段はモニターをパソコン用として使い、パソコンを使わない際にテレビとして利用することで、設置スペースや購入予算の面で大きなメリットになります。
NHKの受信料を払う必要がない
NHKの受信料は、NHKの放送を受信できる受信機器を設置した世帯に発生します。モニターはNHKの放送を受信できる受信機器に該当しないため、NHKの受信料を払う必要はありません。
普段、動画配信サービスを多く利用しており地上波テレビをほとんど見ない方にとって、NHKの受信料徴収は納得がいかないはずです。PC用のモニターであればテレビチューナーがないため、堂々とNHKの放送を受信できる受信機器に該当しない旨を主張できます。
ゲームに最適なゲーミングモニターの選択肢がある
大抵のテレビにはゲーム機を接続した場合の画面モードが用意されています。しかし、これはあくまでも反応速度やコントラストを高めるだけで、テレビ自体の性能がゲーム機に最適化されているわけではありません。
ところが、モニターにはゲーム用に最適化されたゲーミングモニターという製品が存在します。入力遅延や反応速度の向上はもちろん、暗い部分を見やすくする機能や目が疲れにくくする機能を搭載した製品があり、ゲームとの親和性ではモニターが圧倒的に勝っています。
古いモニターで「ファイヤースティック」は利用できる?
Amazon「Fire TV Stick」を利用できる条件は以下の通りです。
- モニターにHDMI端子がある
- 無線LANのWi-Fi環境がある
10年以上前の古いモニターは、HDMI端子がなくVGA端子しか搭載していない可能性があります。ただしHDMIは2002年から規格化された技術であり、よほど古いモニターでなければ、HDMI端子が搭載されているはずです。
Amazonの「Fire TV Stick」をHDMI端子に差し込むことで、使わないモニターが大活躍します。もしも、使っていないモニターがあれば、ぜひHDMI端子がないか確認してみてください。
モニターにスピーカー機能は必要なし
Amazon「Fire TV Stick 4K」を利用する場合は、音を聞くためのスピーカーが必要です。テレビに接続する場合であれば、テレビ本体にスピーカーが搭載されているため、スピーカーの有無を心配する必要はありません。
ただし、モニターの場合は本体にスピーカーを搭載していない製品が多く存在します。この場合には別途スピーカーが必要となります。
Amazon「Fire TV Stick 4K」はBluetooth機能を搭載しており、ワイヤレススピーカーを繋げられます。ヘッドホン・イヤホン・ネックスピーカーなど、お好みのBluetoothスピーカーを使用しましょう。
つまり、モニターにスピーカー機能が搭載されている必要はありません。
- 周りに音を出さずに聞きたい方 → ワイヤレスイヤホン・ヘッドホン
- 大迫力のリアルな音を楽しみたい方 → ワイヤレス5.1chサラウンドシステム
- スピーカーにお金をかけたくない方 → 廉価なワイヤレススピーカー
上記のように、個人の好みに合わせてスピーカーを選択することで、自分に最適な音声システムが完成します。
新たにモニターを購入する場合のオススメ製品
新たにモニターを購入する場合は、以下の条件に合うモニターをおすすめします。
- HDMI端子を二つ以上搭載している
- USB端子を搭載している
- 4Kの映像出力に対応している
モニターを、パソコンのモニターとして使用する方は、HDMI端子が二つ以上搭載されている製品を購入しましょう。片方のHDMI端子にパソコンを、もう一方のHDMI端子に「Fire TV Stick 4K」を接続することで、簡単に切り替えて使い分けできます。
「Fire TV Stick 4K」は、USBとコンセントのどちらでも電源を取れます。ただし、モニターにUSB端子が搭載されていると、「Fire TV Stick 4K」の電源をモニターから取れます。配線がスッキリして便利なため、新たに購入する場合はUSB端子を搭載したモニターを購入しましょう。
Amazonのファイヤースティックは、フルHD仕様の「Fire TV Stick」・4K仕様の「Fire TV Stick 4K」・Wi-Fi 6E対応の「Fire TV Stick 4K Max」があります。
4Kの鮮明な映像を堪能するためにも、4Kモニターと「Fire TV Stick 4K Max」の組み合わせがオススメです。条件に合うモニターを以下の記事で紹介しています。