FIFINEのマイク「AmpliGameAM6」の特徴
FIFINEは世界でも人気のマイクブランド。高機能でありながら低価格な、高コスパのマイクを多数展開します。
FIFINEの「AmpliGameAM6」は、パソコンでゲームをしながら、ボイスチャットをするのに最適なゲーミングマイクです。
まずは、「AmpliGameAM6」の特徴を詳しくご紹介します。
付属品
- ポップフィルター
- マイクスタンド
- USBケーブル(USB C – USB A)
- 取扱説明書(日本語)
「AmpliGameAM6」は、取り外し可能なポップフィルターを付属。喋った時の息の勢いをやわらげ、「パフッ」という破裂音を軽減します。
角度調整できる卓上マイクスタンドを標準装備。3/8″と5/8″のネジ規格対応のため、別売りのマイクアームに乗せ替えも可能です。
マイク本体にUSB C端子を搭載し、パソコンからUSB給電します。付属ケーブルだけでなく、お手持ちのケーブルも使えます。
音量調節機能
「AmpliGameAM6」のマイク正面にある大きなつまみがバランスノブ。ゲームBGMとボイスチャットの音声バランスを調整できます。
- GAME側に回す:ゲームBGMは変わらず、ボイスチャット音量が小さくなる
- CHAT側に回す:ボイスチャットは変わらず、ゲームBGM音量が小さくなる
バランス調整した音声は、ヘッドホンジャックから出力。お手持ちのヘッドホンを挿してモニタリング可能です。
マイクの側面には、マイクゲイン調節用とヘッドホン音量調節用の2つのつまみを搭載します。
- マイクゲイン:右に回すと、マイクゲインのレベルが大きくなる
- ヘッドホン音量:右に回すと、ヘッドホンからのモニタリング音量が大きくなる
タッチ式ミュートボタンをマイクの上面に搭載。軽く触れるだけで、自分の声をミュートに切り替え可能です。
本体正面のインジケーターランプは、マイク動作中は緑色に点灯。ミュートにすると赤色に変化します。
ノイズキャンセリング機能
「AmpliGameAM6」は、マイクに入力された音声から周囲の雑音を取り除く、ノイズキャンセリング機能が使用可能です。
オン・オフ切り替えは、マイク底面のボタンを押すだけ。機能オン中は、ボタン横のランプが青色に点灯します。
RGB機能
「AmpliGameAM6」にはRGBライトを搭載し、4種類の点灯モードでゲームの雰囲気を盛り上げます。
- スタティックツートンカラーモード:6種類のツートン配色の中から選択
- 単色スタティックモード:6色の単色の中から選択
- ダイナミックツートンカラーグラデーション:6種類のツートン配色が常に変化
- 単色ダイナミック点滅モード:6色の単色が点滅しながら常に変化
もちろん、RGB機能をオフにしたまま使用も可能です。
基本スペック
製品名 | AmpliGame |
---|---|
型番 | AM6 |
メーカー | FIFINE(ファイファイン) |
吸音タイプ | コンデンサー |
指向性 | 単一指向性(カーディオイドタイプ) |
周波数応答 | 70Hz〜20kHz |
感度 | -42+3dBV |
S/N比 | 75dB A+ |
本体寸法 | 直径90×高さ213mm |
重量 | 415g(ポップフィルター、マイクスタンド含む) |
付属品 | ポップフィルター、マイクスタンド、USBケーブル(USB C – USB A)、取扱説明書(日本語) |
「AmpliGameAM6」の良いところ
- すぐに使い始められる
- クリアな音声を届けられる
- マイクがミキサー代わりになる
- RGBライトで気分が盛り上がる
すぐに使い始められる
「AmpliGameAM6」はパソコンにケーブルさえ接続すれば、すぐに使える状態で箱に入っています。
使い始めるまでの面倒な作業がいらず、そのまま設置可能。組み立てが苦手な方も安心です。
スタンドやポップフィルターなどの付属品も充実。わざわざ、機材を別で準備する手間もかかりません。
クリアな音声を届けられる
「AmpliGameAM6」は、低域から高域まで、幅広い周波数を収音。高感度なUSBコンデンサーマイクです。
ポップフィルターが、マイクに直接かかる息の勢いをカット。声のカドが取れて、よりマイルドな音声を届けます。
ノイズキャンセリング機能で、周囲の雑音をさらに低減。ノイズの少ないクリアな音声で、ゲーム中のボイスチャットも快適です。
マイクがミキサー代わりになる
一般的に、ゲーム音楽とボイスチャットをミックスして一つの出力にするためには、ミキサーを用意する必要があります。
「AmpliGameAM6」なら、BGMとチャットの混合がつまみ一つ。マイク1本あれば、ミキサー不要です。
接続したヘッドホンから、ゲーム音楽とボイスチャットを好みのバランスで出力できます。
RGBライトで気分が盛り上がる
ゲームに没頭できるかどうかは、雰囲気づくりも重要。ライティングも、忘れてはいけない大事な要素の一つです。
「AmpliGameAM6」は、RGBライトで単色だけでなくツートンカラーなど4つの点灯モードを楽しめます。
ビジュアル面から、気分を盛り上げたい方に最適。ゲームの雰囲気を演出して、より高い没入感を体感してみましょう。
「AmpliGameAM6」の気になるところ
- マイクと口元の距離が離れている
- 角度を付けるとケーブルがジャマになる
マイクと口元の距離が離れている
「AmpliGameAM6」は標準でスタンドを装備しているため、そのまま卓上に置いて使えます。
しかしマイクと口元の距離が離れているので、しっかりと声が集音されるのか気になる方もいるでしょう。
50cmほど離れた状態で実際に使ってみましたが、違和感なくボイスチャットできるので安心して大丈夫です。
角度を付けるとケーブルがジャマになる
「AmpliGameAM6」標準の卓上マイクスタンドは、好みの角度に調整ができて便利です。
しかし傾けていくと、途中でUSBケーブルが台座に当たってしまいます。
通常の使用では問題ありませんが、角度にこだわりがある方はL型ケーブルを使うなどの工夫が必要です。
「AmpliGameAM6」の設定方法
- マイクとパソコンをケーブルで接続
- マイクにヘッドホンを接続
- パソコンで入出力先を設定
- マイクのつまみで音量バランスを調節
1. マイクとパソコンをケーブルで接続
2. マイクにヘッドホンを接続
3. パソコンで入出力先を設定
4. マイクのつまみで音量バランスを調節
「AmpliGameAM6」の設置例
「AmpliGameAM6」は、標準で卓上スタンドを装備していますが、マイクアームにも取り付け可能です。
私が実際に使用した設置例として、3種類の方法をご紹介します。
卓上スタンド
卓上スタンド(逆アングル)
マイクアーム
「AmpliGameAM6」の音質をチェック
- 音質がクリアで聞き取りやすい
- 高解像度でホワイトノイズにも強い
- マイクから離れていても集音性が良い
音質がクリアで聞き取りやすい
「AmpliGameAM6」は、解像度の高いコンデンサーマイク。広い周波数帯を持ち、特に高音の集音性に優れる印象です。
ゲームBGMにボイスチャットの音声が埋もれにくく、スムーズな会話ができました。
高解像度でホワイトノイズにも強い
正面からの音を集音するのに適した単一指向性のため、周囲の雑音を拾いにくい特徴を持ちます。
さらにノイズキャンセリング機能を使えば、ホワイトノイズを大幅に抑えることが可能です。
マイクから離れていても集音性が良い
一般的にコンデンサーマイクでキレイな声を録りたい場合、口元との適切な距離が20〜30cmと言われています。
実際にマイクとの距離が近すぎたり遠すぎたりすると、聴こえ方に影響がでるのか検証してみました。
マイクと口元の距離 | 音声の特徴 |
---|---|
5cm | ・些細な息づかいまでしっかり集音 ・低音が強調 ・こもったような音声 |
50cm | ・小さな声でもしっかり集音 ・バランスが取れたクセのない音質 ・クリアな音声 |
100cm | ・小さな声はやや聞き取りづらい ・ホワイトノイズがやや増える ・ボイスチャットは問題なくできる |
マイクと口元の距離【5cm】
口元をマイクと5cmまで近づけると、かすかな息づかいまで集音できました。
しかし低音が強くなり、声の輪郭がぼやけます。こもったような声で、ボイスチャットでは聞き取りにくくなってしまいました。
マイクと口元の距離【50cm】
マイクから50cm離れても、小さな声をしっかり集音できました。
「AmpliGameAM6」本来のバランスの取れた音質で、通話相手にクリアな音声を届けます。
30cmくらいが最適な距離と言われますが、多少遠くてもボイスチャットでは違和感を感じませんでした。
マイクと口元の距離【100cm】
マイクから100cm離れると、小さな声が集音されにくいです。そのため、マイクゲインのレベルを上げる必要があります。
音声の入力レベルは上がりますが、同時にホワイトノイズも増加することを忘れてはいけません。
ノイズに強いマイクですのでボイスチャットで問題なく使えますが、よりクリアな音声で通話するためには、なるべく近付きましょう。