「ホームスターライト」と「ホームスター」の違い
「ホームスターライト」は、家庭用プラネタリウム「ホームスター」シリーズのエントリーモデルにあたる製品です。
主力製品である「ホームスター」からシンプルな機能に絞った分、価格が大幅に安くなりました。
「ホームスターライト」は、過去にも複数回販売されています。
- 「ホームスターライト」発売(2013年10月3日)
- 「ホームスターライト2」発売(2016年6月23日)
- 「ホームスターライト」ピンク・ブルー発売(2024年2月22日)
2024年新発売の「ホームスターライト」は2の文字が消えましたが、実際には「ホームスターライト2」の色違いモデルとして復刻販売された製品です。
「ホームスターライト」と「ホームスター」の違いを、表にまとめてみました。
商品名 | ホームスターライト | ホームスター |
発売日 | 2024年2月22日 | 2021年8月12日 |
投影星数 |
約1万個 | 最大約6万個 |
最適投影距離 | 約1.5~2.0m | 約1.8~2.0m |
電源 | 単4乾電池×4 | 専用ACアダプター |
角度調整 | 0~90度 | 0~90度 |
日周運動 | × | ◯ |
原版交換 | △(オリジナル仕様) | ◯ |
瞬き投影機能 | × | ◯ |
流星機能 | × | ◯ |
サウンド機能 | × | ◯ |
タイマー機能 | 15分 | 30、60分 |
カラー | ピンク ブルー |
スノーホワイト ミッドナイトネイビー |
価格 | 4,100円 | 11,200円 |
(※価格は「Amazon」2024年4月2日時点)
各項目について、具体的な違いを詳しく解説していきます。
投影星数
「ホームスター」は、原版「日本の星空(天の川)」を使用すると約6万個の星を投影できます。
「ホームスターライト」は、冬の星空を中心に約1万個の星を投影できます。
約1万個という数は、実際に夜空で見える星の数よりもはるかに多いです。
電源
「ホームスター」は、ACアダプターでコンセントから電源を取ります。
「ホームスターライト」は、別売りの単4乾電池を4本使用します。
一度の電池交換で、約5時間の連続使用が可能です。
日周運動
日周運動とは、地球の自転によって星空が動くように見える現象です。
「ホームスター」は、約12分間で1日の日周運動が見えるように設計されています。
「ホームスターライト」は、日周運動に対応していないため星空は動きません。
原版交換
「ホームスター」は、カラー原版ソフトを入れ替えることで様々な星空や景色を再現できます。
「ホームスターライト」の原版は細長い形状のオリジナル仕様であり、ホームスターシリーズ専用のカラー原版ソフトは使えません。
販売終了した「ホームスター星空学習セット」の交換用原版とは互換性がありますが、基本的には原版を交換できないと考えてください。
瞬き投影機能
「ホームスター」は原版「日本の瞬く星空」と瞬き効果原板を入れると、星がキラキラと輝く瞬きを再現できます。
「ホームスターライト」には瞬き投影機能が搭載されていないため、星は瞬きません。
流星機能
「ホームスター」は、流星スイッチをオンにすることで流れ星を投影できます。
「ホームスターライト」には、流れ星を再現する機能がありません。
サウンド機能
「ホームスター」は、6種類の自然音と3種類のヒーリング曲を内蔵しており、大自然の中にいるような気分を味わえます。
「ホームスターライト」は、スピーカー非搭載でサウンド機能はありません。
タイマー機能
「ホームスター」は、30分・60分のタイマー機能を搭載。タイマーをセットすると時間経過で電源がオフになります。
「ホームスターライト」は、15分のオートオフ機能付きで15分経過すると自動的に電源が切れる仕様です。
15分以上星空を見たい場合は、電源が切れてから、もう一度電源をオンにする必要があります。
カラー
「ホームスター」は、スノーホワイト・ミッドナイトネイビー2色のカラーバリエーションがあります。
「ホームスターライト」は、ピンク・ブルー2色のカラーバリエーションがあります。
販売終了した「ホームスターライト2」のブラック・ホワイトを含めると、計4色のカラーバリエーションです。
価格
「ホームスターライト」は4,100円、「ホームスター」は11,200円の価格で販売されています。(「Amazon」2024年4月2日時点)
「ホームスターライト」は「ホームスター」の半額以下で、より気軽に購入できますね。