TP-Linkの「Tapo C210/A」が見守りに最適
「Tapo C210/A」は、TP-Linkが販売する見守りカメラ。高齢者や子供をスマートフォンで見守る事が可能です。水平方向に360度、垂直方向に114度動かせるため、天井に設置すると部屋内をくまなく見渡せます。
「Tapo C210/A」の詳しいスペックについて以下に示します。
メーカー | TP-Link |
---|---|
商品番号 | Tapo C210/A |
首振り機能 | 水平方向360度、垂直方向114度 |
ビデオ解像度 | 300万画素 |
通信形式 | Wi-Fi |
ローカル保存 | microSDカード(最大256GBまで) |
音声通話 | スマホアプリとカメラで双方向の音声会話が可能 |
機能 | ナイトビジョン、動作検知、スマホ通知、プライバシーモード |
音声操作 | Alexa、Googleアシスタント |
商品の形状 | ドーム型 |
商品の寸法 | 17.5 x 14.5 x 10 cm |
商品の重量 | 430 g |
TP-Link「Tapo C210/A」の特徴チェック
「Tapo C210/A」の詳しい特徴についてチェックしていきましょう。
- スマホアプリで自由に操作できる
- 動作を検知してスマートフォンに通知できる
- 音声で双方向に通話できる
- 価格が安いため気軽に購入しやすい
- 複数のカメラを同時に監視できる
スマホアプリで自由に操作できる
「Tapo C210/A」のスマホアプリ「Tapoアプリ」はiPhoneとAndroidの両方に対応。アプリを通じてカメラを上下左右と自由に動かせます。カメラの動作範囲は、水平方向に360度・垂直方向に114度です。
TapoアプリはTP-Link製品共通のスマホアプリで、同社の製品をまとめて管理可能。Tapoアプリをダウンロードしカメラの電源を入れると、アプリの指示に従うだけで簡単に設定が完了します。
動作を検知してスマートフォンに通知できる
動作検知とスマホ通知機能を搭載しており、動作を検知したらスマートフォンへすぐに通知することが可能です。動作検知の感度や検知範囲はアプリで設定できます。
泥棒や不審者を感知する防犯目的はもちろん、寝室を感知しての起床確認や、玄関を感知しての置き配確認など様々な用途に利用できます。
音声で双方向に通話できる
音声通話機能を搭載しており、スマホアプリとカメラで双方向の音声会話が可能です。アプリから「Talk」ボタンを押すと、カメラから声が聞こえます。カメラに話しかけるとスマホ側に音声が届きます。
カメラの映像を見て、何か気になることがあれば話しかけられます。不審者を発見した際は、声をかけることで犯罪の抑止に繋がります。また、電話のように会話することも可能です。
価格が安いため気軽に購入しやすい
「Tapo C210/A」はTP-Linkの屋内用見守りカメラの中で、機能をフル搭載した最上位のフラッグシップモデルです。価格は非常に安く抑えられており、他社の見守りカメラと比較しても最安値の価格帯となります。
数年前であれば非常に高価だった見守りカメラが、非常に安く手に入るようになりました。今まで見守りカメラを使ったことがない初心者にとって、導入の敷居が格段に下がっています。
複数のカメラを同時に監視できる
スマホアプリには、合計32台までのカメラを設定可能。1画面で4つのカメラを同時に確認できるため、複数台の設置に適しています。
カメラが複数台あると、リビング・ダイニング・キッチン・寝室・軒下など家中にくまなく設置できます。人がどこにいても確認しやすくなり、高齢者の見守りに最適です。
見守りカメラ「Tapoシリーズ」各製品の違い
TP-Linkの見守りカメラ「Tapoシリーズ」は、「Tapo C320WS」「Tapo C310」「TC65」「Tapo C210」「Tapo C200」「Tapo C110」「Tapo C100」「TC70」の8種類がラインアップされています。
「Tapo C320WS」は「Tapo C310」の、「Tapo C210」は「Tapo C200」の、「Tapo C110」は「Tapo C100」の上位互換機種です。さらに、「TC65」は「Tapo C310」の、「TC70」は「Tapo C200」の英語版で海外展開製品となっています。
よって、上位機種で日本語版の「Tapo C320WS」「Tapo C210」「Tapo C110」3機種について、それぞれの機能の違いを比較します。
機能 | C320WS | C210 | C110 |
---|---|---|---|
防塵防水 | ○(IP66) | × | × |
ライト点灯 | ○ | × | × |
首振り機能 | × | ○ | × |
モーショントラッキング | × | ○ | × |
ビデオ解像度 | 400万画素 | 300万画素 | 300万画素 |
「見守りカメラ」導入のメリット
- 高齢者となる親をいつでもどこでも見守れる
- 病気・事故など何かあった際にすぐ気付きやすい
- 空き巣・悪質商法などを抑止して防犯に役立つ
高齢者となる親をいつでもどこでも見守れる
久しぶりに親と会ってみると、いつの間にか体力や判断力の衰えを感じる方も多いでしょう。特に、親と遠く離れた場所で暮らしている方は心配です。
見守りカメラがあれば、365日24時間いつでもどこでもスマホで親の姿を確認できます。実際に動いている姿を見ると、随分と安心できるはずです。
病気・事故など何かあった際にすぐ気付きやすい
高齢者は病気や事故など何かあった際、心配です。特に一人暮らしの親だとなおさらでしょう。
見守りカメラがあれば、不安を感じた際すぐに話しかけられるため、より早く気付ける可能性が高まります。
空き巣・悪質商法などを抑止して防犯に役立つ
高齢者だけで暮らしている家は、泥棒や犯罪者にとって格好の標的です。判断力も鈍っているため訪問販売等の被害にも遭いやすくなります。
防犯カメラを設置していれば、泥棒や犯罪者はターゲットを変える可能性が高くなります。さらに、こちらから呼びかけて録画していることを伝えれば、犯罪の抑止に繋がるはずです。
「見守りカメラ」導入のデメリット
- 見守られる側のプライバシーを確保しにくい
- 設置やネットワーク接続が高齢者には難しい
見守られる側のプライバシーを確保しにくい
見守らる側の一番気になる点がプライバシーの問題です。親には、見守られるメリットや見守る側の気持ちを丁寧に説明する必要があります。
まずは、リビングなど比較的パブリックなスペースから設置すると良いでしょう。また、「Tapo C210/A」はプライバシーモードを搭載しており、カメラをオフにしてプライバシーを守れます。
設置やネットワーク接続が高齢者には難しい
見守りカメラは電源アダプターを使って、コンセントから接続します。棚に置くこともできますし、家具用の両面テープを使って天井に設置することも可能です。
Wi-Fiを使ったネットワーク接続は、アプリをダウンロードして指示に従うだけで簡単に接続できます。ただし、高齢者には少し難しいかもしれません。見守る側が購入・設置・ネットワーク接続までサポートしてあげると良いでしょう。
「見守りカメラ」はこんな人にオススメ
- 親が高齢になり、病気や事故を心配している方
- 高齢者となる親と、遠く離れた場所で暮らしている方
- 犯罪抑止のため、実家に防犯カメラを取り付けたい方