「ブラビア7」のスペック
ソニーの「ブラビア7(XR70シリーズ)」は、MiniLED搭載のハイエンド4K液晶テレビです。
性能が高いハイエンドクラスの液晶テレビの中では、日本で一番売れているソニー「X90Lシリーズ」の後継モデルとなります。
「ブラビア7(XR70シリーズ)」の詳しいスペックは以下のとおりです。
メーカー | SONY(ソニー) |
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型番 | K-85XR70(85型)、K-75XR70(75型)、K-65XR70(65型)、K-55XR70(55型) |
液晶パネル | Mini LED |
画素数 | 3,840×2,160(4K) |
チューナー数 | 3 |
スピーカー | 4個40W(10+10+10+10) |
録画機能 | 外付けHDD(2番組同時録画可) |
ネットワーク | 有線LAN、無線LAN、Bluetooth |
接続端子 | HDMI端子×4、USB端子×2、光デジタル音声出力端子、LAN端子、ヘッドホン出力端子 |
機能 | 音声検索機能付リモコン、PlayStation連携、番組表 |
消費電力 | 224W(55型)~379W(85型) 待機時:0.5W |
「ブラビア7(XR70シリーズ)」の画面サイズは以下の4種類がラインアップされています。
製品名 | 画面サイズ | 幅×高さ×奥行(cm) | 消費電力(待機時) |
K-85XR70 | 85型 | 189.1×111.1×47.4 | 379W(0.5W) |
K-75XR70 | 75型 | 166.8×98.4×40.5 | 344W(0.5W) |
K-65XR70 | 65型 | 144.5×85.6×34.5 | 286W(0.5W) |
K-55XR70 | 55型 | 122.5×73.3×34.5 | 224W(0.5W) |
「ブラビア7」の特徴チェック
- 憧れのMini LEDが手の届く価格に
- 4つのスピーカーで立体音響を聞ける
- インターネット動画と相性が良い
憧れのMini LEDが手の届く価格に
「ブラビア7」のMini LEDは通常の直下型LEDバックライトと比較して、Mini LEDバックライトが約1/100の大きさで高密度に敷き詰められています。
LEDの小型化により、画面の小さな特定部分を暗くできるようになりました。
より深い黒の表現や、コントラスト(明暗)の向上につながっています。
さらにMini LEDはより多くのLEDを使うため、明るい部分の輝度も上昇しています。
昼間に明るい部屋でテレビを見るときでも、コントラストがハッキリしているため非常に見やすいです。
従来のLEDの弱点を克服したMini LED搭載テレビが、手が届く価格になったのは嬉しいですね。
4つのスピーカーで立体音響を聞ける
普通、テレビのスピーカーはステレオで2つですが、「ブラビア7」は4つのスピーカーを搭載しています。
画面下部のフルレンジスピーカー×2に加えて、画面上部にサウンドポジショニングトゥイーター×2を搭載。
まるでその場にいるかのような音場の再現性を実現しました。
さらに「3D Surround Upscaling」で、あらゆる音源を立体音響にすることが可能です。
壁・天井の反射を利用して、上下左右から音で包み込みます。
実際に音を聞いてみましたが、テレビ本体のスピーカーとしては、ずば抜けて優秀だと感じました。
インターネット動画と相性が良い
最近は、Netflix・Amazonプライムビデオなどインターネットによる動画配信サービスを契約している方も多いでしょう。
「ブラビア7」はGoogle TVを搭載しており、動画配信サービスとも相性抜群です。
まずテレビ本体に無線LANを内蔵しているため、ケーブルなしでインターネットに接続できます。
さらにBluetoothに対応しているため、ワイヤレスヘッドホンやワイヤレススピーカーなどお好きなスピーカーとケーブルなしで接続できます。
「ブラビア7」を購入した方は、「SONY PICTURES CORE」の映画を最大2年間無料で見られるため、届いてすぐにコンテンツを楽しめますよ。
「ブラビア7」の良いところ
- 価格と性能のバランスが取れたハイエンドモデル
- 2023年モデルと比較して性能が大きく向上
- おうち映画館でリラックスタイムを満喫
- プレイステーション5との相性抜群
- シームレスエッジで没入感アップ
価格と性能のバランスが取れたハイエンドモデル
「ブラビア7」は2024年夏に発売されたブラビアシリーズの中では、一番安いモデルです。
ブラビアシリーズの中ではハイエンドモデルに位置しており、価格と性能のバランスが取れた機種になります。
「映像が非常に美しいMini LEDテレビがほしいけれど、価格は抑えたい」という方にピッタリのテレビですね。
2023年モデルと比較して性能が大きく向上
「ブラビア7」は2023年に発売された「X90L」シリーズの後継機にあたります。
しかし、バックライトにMini LEDを搭載して圧倒的な明るさを手に入れました。
性能的には2023年のフラッグシップモデルである「X95L」に近く、価格が安くなったのが嬉しいですね。
おうち映画館でリラックスタイムを満喫
動画配信サービスが普及して、最新の映画もすぐにテレビで見られるようになりました。
映画はおうちでゆっくりと見るという方も多いでしょう。
「ブラビア7」なら高コントラストと立体音響で、おうち映画館を存分に楽しめます。
プレイステーション5との相性抜群
「ブラビア7」とプレイステーション5は同じソニーから発売されているため、相性が抜群です。
プレイステーション5が接続されているブラビアの機種を認識して、自動的に画質を最適化します。
自分で設定する作業から開放され、すぐに快適なゲーム体験を味わえますよ。
シームレスエッジで没入感アップ
「ブラビア7」は没入感を高めるために、極細のシームレスエッジを採用しています。
テレビを見ていると黒い枠がほとんど見えないため、映像が迫ってくるような感覚です。
スタンドの高さや横幅を変えられる4-wayスタンドで、小さなテレビ台への設置やサウンドバーの設置にも簡単に対応できます。
「ブラビア7」の気になるところ
- 最高性能のフラッグシップモデルではない
- 同サイズの他メーカーと比較して価格が高い
最高性能のフラッグシップモデルではない
「ブラビア7」は2024年夏モデルのラインナップで一番安価なモデルです。
最高性能のフラッグシップモデル「ブラビア9」と比較すると、コントラスト・斜めからの見え方・光の反射率において性能が抑えられています。
しかし、「ブラビア7」も従来型のLEDテレビと比較すれば圧倒的に美しく、同じ85型だと定価で385,000円安いリーズナブルな価格も魅力的ですね。
同サイズの他メーカーと比較して価格が高い
「ブラビア7」はMini LEDを採用しているため、他メーカーのLEDテレビと比較すると価格は上がります。
価格の安さだけを重視するのであれば、ハイセンスやTCLなど他メーカーのテレビがおすすめです。
しかし、性能が高いハイエンドモデル帯ではソニーのテレビが優位性を保っています。
普段の生活でよくテレビを見る方であれば、お金をかけても十分に元が取れるでしょう。