大学生にLenovo学生ストア割引をおすすめする理由
世界のパソコン市場でNo.1であるLenovo(レノボ)は、学生向けに特別価格で購入できる「レノボ学生ストア」を提供しています。レノボ学生ストアの対象となる方は以下のとおりです。
- 学校(小学校・中学校・高校・大学・大学院・大学受験予備校・専門学校)の生徒
- 学校に進学が決定した生徒
- 学生の保護者
- 学校の教職員
Lenovoでは一般のストアでも「特別クーポン」や期間限定の「スペシャルクーポン」が配布されています。では、それらの割引価格と学生限定特別価格には、どのくらい違いがあるのでしょうか。
全般的に学生ストア価格の方がお得になる
一般ストアにおけるEクーポン適用後の割引価格と、学生ストアのEクーポン適用後価格の差額は機種によって異なります。全般的には、おおよそ3~5%・2000~5000円ほど学生ストア価格の方が安くなるようです。
よって、「レノボ学生ストア」会員の対象となる方は、学生ストアを利用すべきです。学生ストアにログイン後、ページ左上のLenovoロゴの下辺りに「学生ストア」のロゴが出ていることを確認しましょう。
ただし、Lenovoには学生限定特別価格が適用されないモデルもあります。学割価格が適用されない機種を購入する場合は、一般ストアと同じEクーポンコードを利用しましょう。
大学生にオススメのLenovoノートパソコン5選
Lenovoストアでは多種多様なモデルが販売されています。今回は、価格・デザイン・性能と3つの観点で、初心者にオススメしたいノートパソコンを選出しました。
また比較・参考するために、フラッグシップモデルである「外装最高クラス」と「性能最高クラス」のノートパソコンも合わせて解説しています。
価格で選ぶなら「IdeaPad Slim 170」
機種名 | Lenovo IdeaPad Slim 170 14型 (AMD) |
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プロセッサー | AMD Ryzen 5 7520U |
初期導入OS | Windows 11 Home 64bit |
グラフィックカード | AMD Radeon 610M |
メモリー | 8 GB |
ストレージ | 256 GB SSD |
ディスプレイ | 14″ FHD液晶 (1920 x 1080) TN、光沢なし |
ディスプレイ性能 | 45%NTSC、220 nit、60Hz |
内蔵カメラ | 720p HDカメラ (プライバシーシャッター付) |
バッテリー | 42Wh |
電源アダプター | 65W |
ワイヤレス | Wi-Fi 6、Bluetooth |
カラー | クラウドグレー、サンド |
インターフェース | 4-in-1メディアカードリーダー、USB×2、USB Type-C、HDMI、イヤホンジャック |
本体寸法 (W×D×H)mm | 約 325.3×216.5×17.9mm |
本体質量 | 約 1.4kg |
バッテリー使用時間 | 最大 約11.2時間 |
- 価格が非常にリーズナブルで安い
- 快適に動く最低限のスペックを満たす
- 軽量薄型ボディーで持ち運びしやすい
- メモリーが8GBで性能が低い
- ストレージが256GBで容量が少ない
- ディスプレイの色表現力が乏しい
デザインで選ぶなら「IdeaPad Flex 570」
機種名 | Lenovo IdeaPad Flex 570(14型 AMD) |
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プロセッサー | AMD Ryzen 7 5700U |
初期導入OS | Windows 11 Home 64bit |
グラフィックカード | AMD Radeon グラフィックス |
メモリー | 16 GB |
ストレージ | 512 GB SSD |
ディスプレイ | 14″ WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS、光沢あり |
ディスプレイ性能 | マルチタッチパネル、45%NTSC、300 nit、60Hz |
内蔵カメラ | 720p HDカメラ (プライバシーシャッター付) |
バッテリー | 52.5Wh |
電源アダプター | 65W |
ワイヤレス | Wi-Fi 5、Bluetooth |
カラー | ストームグレー |
インターフェース | 指紋センサー、ペン同梱、4-in-1メディアカードリーダー、USB×2、USB Type-C、HDMI、イヤホンジャック |
本体寸法 (W×D×H)mm | 約 313.1×224.9×17.8mm |
本体質量 | 約 1.55kg |
バッテリー使用時間 | 最大 約13時間 |
- パソコンとしてもタブレットとしても利用できる
- マルチタッチ対応ディスプレイで、タッチペンが使える
- メディアカードリーダーを搭載している
- グラフィックカードがオンボードで性能が低い
- ディスプレイがグレアパネル(光沢あり)で好みが分かれる
- Wi-Fi 5を採用しており、最新の通信規格ではない
性能で選ぶなら「IdeaPad Gaming 370」
機種名 | Lenovo IdeaPad Gaming 3 Gen 7 (16″ AMD) |
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プロセッサー | AMD Ryzen 5 6600H |
初期導入OS | Windows 11 Home 64bit |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce RTX 3050 |
メモリー | 16 GB |
ストレージ | 512 GB SSD |
ディスプレイ | 16″ WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS、光沢なし |
ディスプレイ性能 | 100%sRGB、350 nit、165Hz |
内蔵カメラ | 1080p FHDカメラ (プライバシーシャッター付) |
バッテリー | 71Wh |
電源アダプター | 170W |
ワイヤレス | Wi-Fi 6、Bluetooth |
カラー | オニキスグレー |
インターフェース | USB×2、USB Type-C、HDMI、イヤホンジャック、LAN端子 |
本体寸法 (W×D×H)mm | 約 359.6×277.8×20.9~25.9mm |
本体質量 | 約 2.6kg |
バッテリー使用時間 | 約 14.0時間 |
- グラフィックカードの性能が高い
- ディスプレイのリフレッシュレート性能が高い
- 画面が16インチと大きくて見やすい
- 本体サイズが約36×28cmと大きい
- 重量が2.6kgと重く持ち運びに疲れる
- シンプルすぎるデザインは好みが分かれる
【参考】外装最高クラス「ThinkPad X1 Carbon Gen10」
機種名 | Lenovo 【米沢生産モデル】 ThinkPad X1 Carbon Gen 10(インテル Evo vPro プラットフォーム) |
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プロセッサー | インテル Core i7-1260P |
初期導入OS | Windows 11 Home 64bit |
グラフィックカード | インテル Iris Xe グラフィックス |
メモリー | 16 GB |
ストレージ | 512 GB SSD |
ディスプレイ | 14″ WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS、光沢なし |
ディスプレイ性能 | 100%sRGB、400 nit、60Hz |
内蔵カメラ | IR&1080p FHDカメラ(プライバシーシャッター付)、MIPI (人感検知機能、マイクロホン付) |
バッテリー | 57Wh |
電源アダプター | 45W |
ワイヤレス | Wi-Fi 6E、Bluetooth、インテル vPro対応 |
カラー | ブラック |
インターフェース | 指紋センサー、TrackPoint、USB×2、USB Type-C (USB 4)×2、HDMI、イヤホンジャック、Nano SIMスロット、セキュリティスロット |
本体寸法 (W×D×H)mm | 約 315.6×222.5×15.36mm |
本体質量 | 約 1.12kg |
バッテリー使用時間 | 最大 約24.9時間 |
- 非常にコンパクトで軽く、持ち運びに便利
- カーボン製の堅牢な構造で壊れにくい
- ThinkPad独自のキーボードで、文字を打ちやすい
- バッテリー駆動時間が長く、コンセントなしで長時間使える
- 性能の割に価格が高い
- 一度ThinkPadを使ってしまうと、他のモデルに慣れにくい
【参考】性能最高クラス「Legion 760」
機種名 | Lenovo Legion 760 Gen 6 (16” AMD) |
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プロセッサー | AMD Ryzen 9 5900HX |
初期導入OS | Windows 11 Home 64bit |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce RTX 3080 |
メモリー | 32 GB |
ストレージ | 1 TB SSD |
ディスプレイ | 16.0″ WQXGA (2560 x 1600) IPS、光沢なし |
ディスプレイ性能 | 100%sRGB、500 nit、165Hz |
内蔵カメラ | 720p HDカメラ (電子式プライバシーシャッター付) |
バッテリー | 80Wh |
電源アダプター | 300W |
ワイヤレス | Wi-Fi 6、Bluetooth |
カラー | ストームグレー |
インターフェース | USB×2、USB Type-C×2、HDMI、イヤホンジャック、LAN端子 |
本体寸法 (W×D×H)mm | 約 356×261.8×23.5mm |
本体質量 | 約 2.5kg |
バッテリー使用時間 | 最大 約3.1時間 |
- CPUが高性能で処理が速い
- 最高クラスのグラフィックカードで、最新ゲームがスイスイ動く
- ストレージの容量が大きく、たくさんのデータを保存できる
- ディスプレイ解像度が高く、美しいグラフィックを楽しめる
- 大きくて重たいため、持ち運びに適さない
- バッテリー駆動時間が短く、コンセントなしではほとんど使えない
【解説】パソコン性能の項目について
プロセッサー
プロセッサーはCPUとも呼ばれ、パソコンの処理速度を左右します。処理速度の数値(ベンチマーク)が高いほど、早く情報を処理できます。
今回紹介した5つのモデルについて、ベンチマークを分かりやすくグラフ化してみました。上記の処理速度は「(プロセッサー名) passmark」で検索すると簡単に調べられます。
グラフィックカード
グラフィックカードはグラフィックボードとも呼ばれ、パソコンのディスプレイに映像を映し出す役割を担います。処理速度の数値(ベンチマーク)が高いほど、鮮明に映像を映し出します。
今回紹介した5つのモデルについて、ベンチマークを分かりやすくグラフ化してみました。上記の処理速度は「(グラフィックカード名) passmark」で検索すると簡単に調べられます。
ゲーミングノートパソコンは高い映像処理能力が必要なため、高性能なグラフィックカードが搭載されています。
メモリー
メモリーは、よく机の広さに例えられます。メモリーの性能が高いほど、たくさんのソフトウェアを同時に動かせるため作業効率が上がります。
Windows 11を快適に動かすためには、4GBでは物足りなく8GBは欲しいところ。複数のソフトウェアを同時に処理しながら作業したい場合は、16GB以上あると安心です。
ストレージ
ストレージは、パソコン内のデータを保存するための装置。容量が大きいほど、たくさんのデータを保存できます。
ゲームや動画を保存する方は、おそらく256GBでは足りなくなるため512GBあると安心です。
ディスプレイ
ディスプレイは解像度が高いほど、画面がきめ細かく綺麗に表示できます。今回紹介したモデルの中では、「Legion 760」の解像度が「2560 x 1600」で一番高いです。
ディスプレイパネルの種類は、主にTN・VA・IPSの3種類があります。今回紹介したモデルでは、IPSの方がTNよりも優れていると考えて間違いありません。
ディスプレイ液晶は、主に光沢があるグレアタイプと光沢がないノングレアタイプがあります。2種類の違いについては、以下の記事で詳しく解説しています。
ディスプレイ性能
「45%NTSC」「100%sRGB」といった表記は、ディスプレイの色域です。「45%NTSC」は「72%sRGB」と同等程度であり、「100%sRGB」の方が優れています。
「nit」の記載はディスプレイの最高輝度です。「nit」の数値が大きいほど明るくなります。室内であれば100~150nit程度で調節します。最大輝度は250~300nit程度あれば十分です。
「Hz」の記載はディスプレイのリフレッシュレートです。リフレッシュレートは画面が1秒間に切り替わる回数を表します。通常の使い方であれば60Hzで十分ですが、対戦ゲーム等では高いリフレッシュレートが役立ちます。
内蔵カメラ
内蔵カメラの項目で記載されている数値は、解像度を意味しています。720pは「1280 x 720」、1080pは「1920 x 1080」であり、画素数は2倍以上差があります。
また「ThinkPad X1 Carbon Gen10」の内蔵カメラは、IRによる顔認証とMIPIによる高画質化を実現しています。
バッテリー
バッテリーの「Wh」は、バッテリーの容量を表します。数値が大きいほど、バッテリーの容量も大きくなります。
電源アダプター
電源アダプターの「W」は、最大限供給可能な電力を表します。ゲーミングノートパソコンは消費電力が大きいため、電源アダプターのパワーも大きくなります。
ワイヤレス
Wi-Fiの数値は規格を表し、6E>6>5の順番で優れています。また「ThinkPad X1 Carbon Gen10」の「vPro」は、主に遠隔管理やセキュリティ強化において役立ちます。
インターフェース
インターフェースはパソコンと周辺機を繋ぐ端子を指します。インターフェースには様々な規格がありますが、USBまたはUSB Type-C端子があれば、ほとんどの周辺機器を接続可能です。
一部機種に搭載されている「4-in-1メディアカードリーダー」は、SDカード・SDHCカード・SDXCカード・マルチメディアカードを使用できます。
バッテリー使用時間
バッテリー使用時間は、コンセントなしでパソコンを動かせる時間を指します。ただし理想値のため、実際の使用時間は記載よりも短くなります。
また、ゲーミングノートパソコンはバッテリー使用時間が短いため、基本的にはコンセントに繋いでの使用が前提となります。