サーキュレーターと扇風機の違い
サーキュレーターとは、部屋の空気を循環させる家電製品です。室内を換気して、温度を下げるために役立ちます。
扇風機と似ている家電製品ですが、両者には多くの違いがあります。異なるポイントを比較しながら、詳しく見ていきましょう。
直進性のある風を発生させる
サーキュレーターは、小さい羽根で直線的な風を発生。風の距離は長く、より遠くの空気を動かせる特徴があります。
扇風機は、大きな羽で拡散する風を発生。風の距離は短いですが、より広い範囲に広がる特徴があります。
部屋を換気するためには、風を直進させて空気の通り道を作るサーキュレーターが便利です。
パワフルな風を届ける
サーキュレーターの羽は、スパイラル状の気流を発生。よりパワフルな風を届けられるように工夫されています。
扇風機の羽は、自然の風に近い気流を発生。人に風が当たっても、不快感を感じさせないように工夫されています。
部屋全体の空気を循環させるためには、パワフルな風で部屋の隅に溜まった空気を押し出すサーキュレーターが最適です。
上下・左右の両方に首振りできる
多くのサーキュレーターは、上下・左右の両方に首振りできます。自動首振りを上下・左右の両方に設定することで、あらゆる方向に風を送れるため、部屋全体の空気循環が可能です。
多くの扇風機は、左右のみの首振りで上下には首振りできません。扇風機は人に風を当てる使用法が前提となるため、人がいない真上の方向に風を送る必要はありません。
部屋全体の空気を換気するためには、上下・左右の両方に首振りできるサーキュレーターが実用的です。
360度首振りできるモデルがある
多くのサーキュレーターは、首振り角度が広く作られており、360度方向にスイングできる製品も存在します。空間全体に風を送りたい際に有効的です。
多くの扇風機は、首振り角度が90度程度に作られています。人に風を向ける範囲は90度程度で十分にカバーできるためです。
360度首振りできるサーキュレーターであれば、天井・床・壁などに風を送れるため、効率的に換気できます。
コンパクトで自由に配置できる
サーキュレーターは、部屋のレイアウトに合わせて自由に配置できるようコンパクトに作られています。特に部屋中央に設置すると、短時間で空気の循環が可能です。
扇風機は、広い範囲に風を送れるように羽が大きく作られています。本体のサイズも大きく、部屋に設置するスペースが必要です。
コンパクトなサーキュレーターであれば、置き場所に困らず、移動する際も重宝します。
サーキュレーターが扇風機よりも役立つ場面
空気の循環を目的とするサーキュレーターが、扇風機よりも役立つ場面を見ていきましょう。
エアコンと併用して効率的に部屋を冷やす
風の通り道を作り空気を循環させる
洗濯物を部屋干しして早く乾かす
冷房効率を高めるおすすめサーキュレーター
エアコンとの併用に最適なサーキュレーターは、上下・左右に360度首振りできるモデルです。全ての方向に風を送れるため、部屋の隅々に溜まった空気を拡散できます。エアコンと併用して、冷房効率を高める目的に最適です。
モダンデコのサーキュレーターは、「360°首振り」ボタン搭載で空間全体に送風が可能。最大15.1㎥/分のサイクロン状気流で、部屋の空気をしっかりと攪拌します。
日本製の高性能DCモニターを搭載し、消費電力はわずか18Wと省エネ。静音性にも優れており、風量「1」の動作音はわずか29dBです。
カラーは、オフホワイト・スカイグレー・アイスグレー・ミルキーベージュ・ミストグリーン・ダークグレーの6色展開で、様々なインテリアに適合します。
サーキュレーターはこのような方にオススメ!
- エアコンの電気代を抑えたい方
- 部屋の風通しを良くしたい方
- 洗濯物を部屋干しする方