ブラビア「A95Lシリーズ」のスペック
ブラビア「A95Lシリーズ」は、ソニーが2024年8月に発売した最新テレビ「ブラビア」シリーズのQD-OLEDパネル搭載モデルです。
ブラビアの2024年モデルは、ブラビア9・ブラビア8・ブラビア7、そして「A95Lシリーズ」が発売されています。
通常の有機ELと比較して、鮮やかな色彩・より高い明るさ・広い視野角を実現したテレビが、QD-OLEDパネル搭載の「A95Lシリーズ」です。
メーカー | SONY(ソニー) |
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型番 | XRJ-65A95L |
液晶パネル | 有機ELパネル(QD-OLED) |
画素数 | 3,840×2,160(4K) |
チューナー数 | 3 |
スピーカー | 4個60W(20+20+10+10) |
録画機能 | 外付けHDD(2番組同時録画可) |
ネットワーク | 有線LAN、無線LAN、Bluetooth |
接続端子 | HDMI端子×4、USB端子×2、光デジタル音声出力端子、LAN端子、ヘッドホン出力端子 |
機能 | 音声検索機能付リモコン、PlayStation連携、番組表 |
消費電力 | 353W(55型)~449W(65型) 待機時:0.5W |
「A95Lシリーズ」の画面サイズは以下の2種類がラインアップされています。
製品名 | 画面サイズ | 幅×高さ×奥行(cm) | 消費電力(待機時) |
XRJ-65A95L | 65型 | 144.3×85.9×33.9 | 449W(0.5W) |
XRJ-55A95L | 55型 | 122.4×73.7×27.5 | 353W(0.5W) |
「A95Lシリーズ」の特徴
- 鮮やかな色彩を実現
- より高い明るさを提供
- 斜めから見ても優れた画質
- パネルの寿命が長持ち
鮮やかな色彩を実現
「A95Lシリーズ」の大きな特徴が、広い色域による色の再現度の高さです。
QD-OLEDの量子ドット技術と、ソニー独自の「XR トリルミナス マックス」を組み合わせることで、色鮮やかな色をより繊細に再現しました。
実際に見てみると、現実とほとんど同じ色彩で、まるでそこにいるかのような臨場感を感じます。
より高い明るさを提供
通常の有機ELは漆黒を描くのは得意ですが、RGBが独立して発光するため高い明るさを保てない欠点があります。
「A95Lシリーズ」のQD-OLEDパネルであれば、エネルギーが高い青色OLEDが発光するため、より高い明るさを安定して保てます。
強い光が入るような昼間であってもハッキリと見えるため、映像がとても見やすいです。
斜めから見ても優れた画質
「A95Lシリーズ」の広い色域と高い輝度は、斜めからの見やすさも向上しました。
視野角のスペックはQD-OLEDパネルと従来の有機ELパネルで変わりませんが、実際に見てみると明らかに画質が優れています。
家族や友人とテレビ見る際に斜めからでも見やすいため、みんなでワイワイと楽しめますよ。
パネルの寿命が長持ち
「A95Lシリーズ」は発光に青色OLEDのみを使用するため、エネルギー効率が向上します。
QD-OLEDパネルの寿命が従来の有機ELと比較して長くなるため、テレビをより長く使うことが可能です。
「A95Lシリーズ」の価格は「ブラビア8」と比較すると高価ですが、長く使用することでもとは取れます。
「A95Lシリーズ」の良いところ
- QD-OLEDだからできる超高画質
- 画面そのものから生み出す立体音響
- すぐに楽しめるおうち映画館
- ゲームとの相性が抜群
- 3チューナー搭載で2番組録画
QD-OLEDだからできる超高画質
QD-OLEDパネルは一般的な液晶テレビと比較して、以下のようなメリットがあります。
- 色再現性に優れる
- 深い黒色を表現できる
- コントラストが非常に高い
- 輝度が高く明るい
- 視野角が広い
非常に明るい液晶テレビと深い黒色を表現できる有機ELのいいとこ取り、それが「A95Lシリーズ」です。
画面そのものから生み出す立体音響
「A95Lシリーズ」は、画面を振動させて高音質を生み出すアクチュエーターを搭載。
クリアな中・高音域を再生します。
さらに、進化したサブウーファーが迫力ある重低音を出力。
あらゆる音域が「3D Surround Upscaling」によって立体音響化されて、かつてないリアル感を生み出します。
すぐに楽しめるおうち映画館
「A95Lシリーズ」はGoogle TVを搭載しているため、非常に豊富なコンテンツを楽しむことが可能。
無線LANを搭載しているため、面倒な配線もなくすぐにインターネットに接続できます。
超高画質・リアルサウンドと相まって、最高のおうち映画館が実現しますよ。
ゲームとの相性が抜群
「A95Lシリーズ」はソニー製のため、プレイステーション5との相性は抜群。
プレイステーション5は接続されているブラビアの機種を判別し、すぐに最適な設定に変えてくれます。
QD-OLEDパネルは遅延が限りなく少ないため、ゲーム体験の大幅な向上が可能です。
3チューナー搭載で2番組録画
「A95Lシリーズ」は、視聴用の1チューナーに加えて録画用の2チューナーを搭載。
テレビを視聴しながら別の2番組を録画できるため、家族でチャンネルを取り合う心配は要りません。
録画用のHDDはソニー製以外にも対応しており、ストレスゼロの録画視聴を実現しています。
「A95Lシリーズ」の気になるところ
- 通常の有機ELテレビよりも高価格
- 2種類と少ないサイズ展開
通常の有機ELテレビよりも高価格
「A95Lシリーズ」は、通常の有機ELパネルよりも高性能なQD-OLEDパネルを使っている分、価格も高くなっています。
予算が足りない場合は、従来の有機ELパネルを使っているブラビア8がおすすめです。
ただし、QD-OLEDパネルの寿命は有機ELパネルよりも長いため、使い続ければお得になります。
2種類と少ないサイズ展開
「A95Lシリーズ」は、最新の量子ドット技術が使われています。
大型パネルになると値段が跳ね上がるため、65・55型の2種類のみ展開しています。
75型以上の大きなテレビが欲しい方は、ブラビア9・ブラビア8・ブラビア7を検討してみましょう。