花織さん
冷風機の購入を考えているのだけれど、「涼しくない」という評判が気になっているの。
凪原さん
状況や環境によっては「涼しくない」場合もあります。もちろん「涼しい」と感じられる場合もありますよ。
花織さん
今まで冷風機を使ったことがないから、よく分からなくて。「涼しくない」ってどういう場面で感じるのかしら。
凪原さん
それでは初めて購入する方向けに、冷風機のデメリットとメリットを紹介します。
冷風機のデメリット
- 部屋全体の室温は下げられない
- 水を交換する手間がある
- 部屋の湿度を上げてしまう
冷風機はエアコンや扇風機と比較して、デメリットを感じることがあります。デメリットの具体的な内容を詳しく見ていきましょう。
部屋全体の室温は下げられない
冷風機は近くに置いて、風を感じることで涼しくなります。部屋全体の室温は下げられないため、エアコンのような使い方はできません。
左右自動首振り機能を使うことで、広範囲に冷風を送ることができます。仕事・食事・睡眠時など使いたい場所が決まっている際に便利な家電です。
花織さん
部屋のどこにいても涼しさを感じたい場合には、エアコンの方が便利なのね。
凪原さん
基本的には、家族全員というよりも一人に絞って涼しくする家電です。
水を交換する手間がある
冷風機は、基本的にはタンクに水を入れて使用します。水がなくなれば補充しなければならないため、水を入れ替える手間が必要です。
冷風機の中には、大容量タンクを搭載しているモデルもあります。水を交換する頻度が減るため、長時間の使用が可能です。
花織さん
クーラーや扇風機に水を交換する作業はないから、冷風機だけのひと手間が必要なのね。
凪原さん
ひと手間は必要ですが、水を使うことで自然に近い冷風を作り出せます。
部屋の湿度を上げてしまう
冷風機は水や氷が蒸発する際に周りの熱を奪う現象を利用して、冷風を作ります。空気中に含まれる水蒸気が増えるため、湿度が上昇します。
冷風機の中には、ミストの噴霧量を調整できるモデルがあります。風量・ミスト量を調整して自分が心地よいと感じられる風を作りましょう。
花織さん
しっとりとした自然の冷風を再現する分、湿度は上がってしまうのね。
凪原さん
冷風機は、換気の良い部屋で効果を発揮します。もしくは湿度を下げるエアコンとの併用もオススメです。
冷風機のメリット
- 自然で優しい冷風を発生させる
- 本体価格と電気代が安い
- 保冷剤や氷でより涼しくなる
冷風機はエアコンや扇風機と比較した際に、優れているメリットが多く存在します。メリットの具体的な内容を詳しく見ていきましょう。
自然で優しい冷風を発生させる
冷風機は、水が蒸発する際の気化熱を利用して空気を冷やします。エアコンのように人工的な冷たさではなく、自然で優しい冷風です。エアコンの風が苦手な方にオススメできます。
花織さん
エアコンの風は、寒気がして苦手なの。自然で優しい冷風は嬉しいわ。
凪原さん
「潤いを含む風で肌に優しい」という声が多く寄せられています。
本体価格と電気代が安い
冷風機は5,000円程度の価格から購入できます。電気代も1時間あたり0.27円のモデルがあり、1日8時間で1ヶ月利用しても64.8円です。コストパフォーマンスを求める方にピッタリの家電と言えます。
花織さん
夏場の電気代は本当に高くて。冷風機を使えば電気代を節約できそうね。
凪原さん
冷風機の電気代がエアコンより安いのはもちろん、扇風機と比較してもかなり安いんですよ。
保冷剤や氷でより涼しくなる
冷風機の中には、保冷剤や氷を入れられるモデルが存在します。保冷剤や氷の量を調節することで、自分が一番心地よいと感じられる冷風を作りましょう。
花織さん
保冷剤を使えば、冷凍庫で冷やして繰り返し使えそうね。
凪原さん
ケーキ等についている保冷剤を集めてもいいですし、Amazon等で購入することも可能です。
COOL
¥383
(2024/10/16 03:30:45時点 Amazon調べ-詳細)
冷風機はエアコンが苦手な方にオススメ!
花織さん
冷風機のメリットとデメリットがよく理解できたわ。解説してくれてありがとう。
凪原さん
どういたしまして。冷風機は、自然に近い風を作れるため、エアコンが苦手な方にオススメですよ。
花織さん
寝室で就寝時に使うにはピッタリの家電ね。熱帯夜でもよく眠れそう。
凪原さん
冷風機の効果と電気代については、以下の記事で紹介しています。ぜひご覧になってくださいね。
冷風機の効果とは?エアコン・扇風機の電気代と比較冷風機は、水が蒸発するときに周りが涼しくなる現象を利用するため、電気代はほとんどかかりません。冷風機の電気代をエアコン・扇風機と比較。冷風機が効果的に部屋を涼しくできる理由を解説します。...