スモークレスでお肉が焼ける「やきまる」
イワタニの「やきまる」は、スモークレスでお肉が焼けるカセットガス式焼肉グリルです。
煙の発生が抑えられているため、家やマンションの火災報知器が作動する心配もありません。
室内でも快適に焼肉を楽しめる「やきまる」のスペックを、下表に示します。
製品名 | カセットガス スモークレス焼肉グリル やきまる |
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品番 | CB-SLG-1 |
メーカー | イワタニ |
火力 | 1.0kW(900kcal/h) |
連続燃焼時間 | 約217分 |
加熱方式 | 直火(カセットガス式、専用イワタニカセットガスは別売り) |
安全装置 | 圧力感知安全装置、容器装着安全装置(マグネット方式) |
生産国 | 日本 |
本体寸法 | 303×278×149mm |
プレート焼き面サイズ | 直径233mm |
本体質量 | 2kg |
「やきまる」の付属品
- 本体
- 焼肉プレート
- 水皿
- プレート用取っ手
- 取扱説明書
「やきまる」の本体サイズは303×278×149mm。卓上でも場所を取らない、コンパクトサイズです。
フッ素加工された焼肉プレートはアルミ製で軽量。取り外し時に便利な、プレート用取っ手も付属されています。
水皿は注水して本体にセット。余分な肉の脂を水皿に落とすことで、煙の発生を抑える仕組みです。
「やきまる」の良いポイント
- スモークレス構造で煙の発生を抑える
- ガスの直火でこんがり焼ける
- フッ素加工でこびりつきを防ぐ
- 小型な卓上サイズで場所を取らない
スモークレス構造で煙の発生を抑える
皆さんは、どうして焼肉の時に煙が発生するのかご存知でしょうか?
実は一番の原因は、お肉から溢れた脂。プレート上に残った余分な脂が、燃えると不快な煙になってしまいます。
「やきまる」が煙を抑えられるのは、脂が煙になりにくい独自の構造に秘密があるからなんです。
- プレート温度をコントロール:脂が燃えるのを防ぐ
- 脂を水皿に落とす:余分な脂を燃やさず取り除く
焼き面を約210〜250℃にコントロール。一定以上に高温化させないことで、プレート上で脂の煙化を抑えます。
また余分な脂は、直接バーナーに落とすことなく水皿へ。独自構造のプレートにより、スムーズな脂の排出が実現しました。
ガスの直火でこんがり焼ける
「やきまる」はガスの直火方式なので、プレートが温まるのがスピーディー。すぐに焼肉が始められるのは嬉しいポイントです。
焦がさずこんがり焼けるように、あえて火力は抑え気味。微調整の必要なく、ちょうどいい焼き加減をキープできます。
脂の多いお肉でも真っ黒に焦がしてしまったり、慌ててひっくり返したりする必要もありません。
誰でも簡単にこんがりジューシーに焼けるので、焼くのが苦手な方にもオススメです。
フッ素加工でこびりつきを防ぐ
せっかく美味しく食べられても、お手入れが面倒だったら、もう家で焼肉をしたくないですよね?
また、お肉の欠片やタレをプレートにこびりついたまま放置していると、煙が発生する原因にもなります。
「やきまる」のプレート表面は、こびり付きが発生しづらいようにフッ素加工済みです。
プレートに付いた汚れは、ペーパーでサッと拭き取れるので、煙を防ぎながら最後まで快適にお肉が焼けます。
焼肉が終わった後のプレートは水洗いもできるので、後片付けもラクです。
小型な卓上サイズで場所を取らない
大きすぎて卓上が狭くなるし、収納場所も確保できない、という理由で焼肉グリルを諦めていませんでしたか?
「やきまる」ならダイニングテーブルに置いても場所を取らず、スペースを広々と使えます。
小型で軽量なので、収納場所にも困りません。出し入れもラクにできるので、準備や片付け時の面倒事が解消されます。
「やきまる」の気になるポイント
- 人数が多いと焼き場が足りない
- 水皿に注水する必要がある
- ニオイや油飛びは防げない
人数が多いと焼き場が足りない
「やきまる」は2〜3人での焼肉にちょうどいいサイズです。
そのため人数が多かったり、食べるスピードが早いと、具材が焼けるまでに待つ必要が出てきます。
例えば大人4人でも、お酒を飲みながらゆっくり焼く分には十分楽しめるので、使うシチュエーションの参考にしてみてください。
水皿に注水する必要がある
「やきまる」で焼肉する際は、常に水皿に水が入っている必要があります。
- 煙の発生を防ぐため:燃えて煙が発生しないように脂を水皿に落とす
- 脂の発火を防ぐため:水皿に溜まった脂が発火しないように注水する
水皿に注水されていない場合、水皿の脂が発火する可能性があるので注意が必要です。
使用前に水を入れておき、使用中にも水を補充することになっています。取扱説明書の使用方法を守れば安全です。
つい焼肉に夢中になると注水のことを忘れがちになるので、安全面を考えて30分おきの注水をオススメします。
ニオイや油飛びは防げない
「やきまる」は煙の発生を抑えますが、ゼロにすることはできません。
同様にニオイや油飛びも発生します。気になるようであれば、事前に対策をしておきましょう。
- 換気扇を回す:焼肉中は常に「強」
- 窓を開ける:可能なら対角線上に開けて空気の通り道を作る
- 扇風機を使う:換気扇や窓まで効率良く送風する
- 床やテーブルに新聞紙を敷く:脂の付着を防ぎ、片付けもラク
- 布製品を別の部屋へ移動する:ニオイが移らないように避難
- エプロンを着る:服を守る
- 脂身の少ないお肉を選ぶ:タレ付きのお肉も焦げやすいので注意
- プレートの脂はすぐに拭き取る:煙の発生を防止
本体の脂汚れが気になる方には「やきまるⅡ」がおすすめです。
「やきまるⅡ」は、本体上面とボンベカバーにもフッ素樹脂加工がされており、お手入れがさらに簡単になります。
「やきまるⅡ」の方が定価が高いですが、基本スペックは「やきまる」と変わりありません。
実際に「やきまる」を使って焼肉をしてみた
- 煙が少ないから家の中でも気にならない
- 余分な脂が落ちてヘルシーに食べられる
- 高火力でジューシーに焼き上がる
煙が少ないから家の中でも気にならない
「やきまる」の後ろに黒い板を置いて、煙の量を観察してみましたが、とても少ないことが分かります。
脂身を焼くと少し煙が出ますが、部屋に充満するほどではありません。プレートに残った脂もすぐに水皿へ排出されます。
実際に90分ほど焼肉をしましたが、最後まで煙を気にせず楽しめました。
余分な脂が落ちてヘルシーに食べられる
適度に脂がのったお肉は旨みが増しますが、脂がギトギトに多すぎても美味しくありません。
「やきまる」で焼いたお肉は、溢れた余分な脂を効率よく水皿に落として取り除きます。
プレートに脂が残らないので、他のお肉に余分な脂が移ることもなく、ヘルシーに食べられます。
高火力でジューシーに焼き上がる
「やきまる」は焼き面の温度を一定に保つ熱バランスが優れており、自分で火力を調整する必要なく最適な焼き上げが可能です。
直火でスピーディーに焼けるので、必要以上にお肉の水分を飛ばすことなく、パサつきも抑えます。
ついパサパサにしがちな赤身のお肉でも、こんがりジューシーな焼き上がりが可能です。