ノンフライヤーのメリット
- スイッチを入れて待つだけで調理できる
- 油を使わずにヘルシーな揚げ物を作れる
- 焼いたり温めたりと複数の調理法に対応できる
- 一人分の調理に対応しやすい
- バスケットを取り外して簡単に洗える
ノンフライヤーは他の調理器具にはないメリットが多くあります。そこでまずは、ノンフライヤーのメリットについて詳しく見ていきましょう。
スイッチを入れて待つだけで調理できる
例えば、唐揚げを揚げようと思うと、「油を用意する」「油を熱する」「適温になるまで待つ」「味付けした鶏肉を入れる」「揚がったら取り出す」「油の後処理」などたくさんの工程が必要となります。
対して、ノンフライヤーであれば、「味付けした鶏肉を入れる」「スイッチを入れて待つ」と非常に短い工程で調理が完了します。火を使わないため、火事の心配がない点も安心です。
油を使わずにヘルシーな揚げ物を作れる
筋トレやダイエットをしている方は脂分の取り過ぎが気になる方も多いでしょう。ノンフライヤーであれば油を使わないため、ヘルシーな食事を作れます。
また、ノンフライヤーはバスケットに食材を乗せ熱風を当てることにより、網の下に余分な脂分を落とします。食材に含まれる余計な脂質を減らす効果もあります。
焼いたり温めたりと複数の調理法に対応できる
ノンフライヤーの調理法は揚げるだけではありません。オーブンのように焼いたり、電子レンジのように温めたりと複数の調理法に対応できます。
例えば、グラタン・ピーマンの肉詰め・自家製ハム・ハンバーグ・揚げ出し豆腐・温泉卵、野菜のフリット・ピザ・焼き魚・タルトなど、様々な料理を調理可能です。
一人分の調理に対応しやすい
ノンフライヤーは熱風を吹き付けるという器具の特性上、食材の量に関係なく同じように調理できます。食材の量が少なくても調理できるため、一人分の食事を作る際に便利です。
また、食事の温めにも適しており、電子レンジと違ってカリカリサクサクの焼き加減を実現します。余った食事やコンビニのお総菜の温め直しなど、一人暮らしにも重宝する調理器具です。
バスケットを取り外して簡単に洗える
揚げ物の調理では後片付けが大変です。しかし、ノンフライヤーは油を使用しないため、油の後処理を考える必要がありません。
また、ノンフライヤーであればバスケットを取り出せるため、簡単に丸洗いが可能。食洗器での洗浄にも対応しているため、後片付けが断然楽になります。
ノンフライヤーのデメリット
- 油で調理する場合よりも味が落ちる
- 一度にたくさんの量を調理できない
- 油で揚げるよりも調理に時間がかかる
- 広い設置スペースが必要となる
- 消費電力が大きく電気代がかかる
ノンフライヤーを他の調理器具と比較した場合、気になるデメリットが存在します。そこで次は、ノンフライヤーのデメリットについて詳しく見ていきましょう。
油で調理する場合よりも味が落ちる
ノンフライヤーで揚げ物を調理した場合、油の旨味が足りないため油で調理した場合よりも味が落ちると感じる方もいます。また、フライドポテトや野菜などは食材の脂分が少ないため、揚げたというよりは焼いたように調理されます。
このような場合には、油を入れたオイルスプレーを用意して、食材に吹きかけてから調理しましょう。脂分を補充することで、ノンフライヤーでもカリっと旨味がある味わいに仕上がります。
一度にたくさんの量を調理できない
ノンフライヤーは、食材をいれるバスケットの大きさで、一度に調理できる量が変わります。たくさんの料理を調理したい場合には、全部バスケットに入りきらないため、複数回に分けて調理する必要があります。
しかし、最近では各メーカーから多くのノンフライヤー製品が販売されており、中には大容量の製品も存在します。家族の人数や食事の量を考えて、それぞれの家庭に合った商品を選びましょう。
油で揚げるよりも調理に時間がかかる
ノンフライヤーでの調理は、油で揚げる場合と比較して時間がかかります。例えば、唐揚げは油を使うと約5分ほどで揚がりますが、ノンフライヤーの場合は10~15分ほどかかります。
ただし、ノンフライヤーは温度と調理時間を簡単に設定可能です。一度スイッチを入れてしまえば自動で調理が完了するため、待ち時間を有効活用できるメリットがあります。
広い設置スペースが必要となる
ノンフライヤーは、大容量の製品だと30~35cm四方の大きさがあります。加えてバスケットは引き出す構造になっているため、広いスペースが必要です。
重さも、大容量の製品だと5kgほどあるため、持ち運びにも向きません。購入する際には、製品のサイズを確認し設置スペースを確保しておきましょう。
消費電力が大きく電気代がかかる
ノンフライヤーは、製品にもよりますが1000~1500Wと消費電力が大きい特徴を持ちます。料理によっては時間がかかることもあるため、電気代やブレーカー容量には気を付けましょう。
電気代はノンフライヤーを1日30分毎日使用すると、月に500円前後になります。月に何日使用するかを予想すれば、おおよその電気代を試算可能です。